今回は変性疾患の話です
筋委縮性側索硬化症(ALS)と多系統萎縮症(MSA)の二症例に
拡大代替コミュニケーション(AAC)を導入した話です
共に進行していく疾患であるためコミュニケーションをとりにくくなっていく
この症例に対して口頭ではない新たなコミュニケーション方法を確立して
コミュニケーションを取りやすくするように働きかけたという話
しかし,症例は新たなコミュニケーション方法を導入しようとしたときには
必要性を感じておらず導入が上手くいかなかったようでした
もう一例は家族があまり関心を持っていなく
家族の協力という部分が上手くいかない例でした
新たなコミュニケーション方法の導入は症例が必要と思わないと使用しようとは
思わない
いかに必要性を感じてもらうこと,使用についても簡単にできるものであるかが重要だと思われる
また日常一緒にいる家族の協力も大事で,聞く姿勢を持つことなど協力して頂く
必要がある
家族もご本人にも新たな方法でのコミュニケーション成功体験が次のコミュニケーション
さらにその次のコミュニケーションを生んでいくであろうと感じました~
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